結婚式をする人の多くはミレニアル世代、Z世代と言われている世代です。
加えて新型コロナウィルスの影響によって、オンライン上での情報収集、比較、検討、購入が一気に加速しています。
結婚したらまず紙媒体で結婚式場を探すのが当たり前だった時代とは異なり、スマホでいつでもどこでも誰でも知りたいことを知ることができる時代ですので、その影響度が日に日に増しているということもあって、各種媒体もネットに力を入れてます。既に感じているおられることと思いますが、結婚式場も他のビジネス同様に、集客のデジタルシフトを本格的に行っていく必要があります。
まずは何から始めれば良いのか、お伝えしていければと思います。
カスタマージャーニーから見る結婚式場に必要な集客施策
結婚式を考えている人のカスタマージャーニーを見てみると、様々なチャネルが顧客とのタッチポイントとして挙げられます。ただし、一度はホームページを覗いてみて、自分の理想の結婚式が叶いそうな式場かどうかを確認しにやって来るというのが一般的です。皆様も反響、すなわちお客様からの初回のお問い合わせの多くは自社ホームページからの資料請求や、フェア予約、チャット等が占めているのではないでしょうか？
当然、結婚式場を知るきっかけとしては、SNSやWeb広告、紙媒体等様々な認知のチャネルがありますので、出来る限り網羅することが求められますが、最後の出口となるホームページが、ユーザーにとっていかに見やすく、使いやすいかが最も重要なポイントとなります。
結婚式場ホームページを見る人の数を増やす
ホームページのユーザー数と反響の数には相関関係があります。ホームページからの反響を獲得しようと思ったら、ホームページに来る人の数を増やす必要があるということです。
「地域＋結婚式場」というキーワードでの検索結果上位表示は言わずもがな、結婚式をしたい人が使うキーワードの把握とそれに向けてのSEOを行わなければなりません。
例えば結婚式場と同じタイミング調べられるキーワードとして、「結婚式 費用」や「ウェディングドレス」、「ブライダルフェア」などがあります。それらのキーワードで対策が取れるよう、サイト内に記事コンテンツがアップできる仕組や、また構造化マークアップを行い検索結果にスニペット表示ができるようにするなどといった。一定の専門知識が必要です。
ホームページから少し話が逸れますが、最近ではGoogleマップで検索をする人も増えているため、いわゆるMEOのための口コミ収集や投稿機能の活用なども重要性が増していますので、その辺りも集客のために知っておくべきでしょう。
結婚式場ホームページの反響率を上げる
ホームページによる売上アップの公式は次のようになります。
ユーザー数×反響率×成約率＝成約数
ただ人を集めただけでは、反響を増やすのは難しく、いかにユーザーが求めていることに答えられているかどうかがポイントです。
ここで言う求められていることというのはコンテンツに限ったことではありません。ユーザーは何かの隙間時間＝マイクロモーメントで検索することが増えています。
デザイン性や世界観を重視するあまり、サイトの表示速度が遅くなっていたり、サイトに動きを付けるための不要なスクリプトを増やしたりして、知りたいことにたどり着きにくくなっているサイトはたくさん存在します。
ちなみにデザイン性や世界観が集客に効果を与えるのは、誰もが知っている、もしくはファンがしっかり根付いているブランドである場合のみです。
そういった意味でUI（ユーザーインターフェイス）や、UX（ユーザーエクスペリエンス）をいかに高められるかというのが重要です。
ホームページ集客を伸ばすために必要なことは①ユーザー数を増やすことと、②反響率を上げることとお伝えしましたが、どちらを先に行うべきかというと反響率を上げるためのホームページ内の改善から始められるのが良いかと思います。紙媒体やWeb広告等一定の費用を支払ってホームページへの誘導ができていたとしても、ホームページが使いにくいとなると問い合わせを増やすことはできません。
穴の空いたバケツに水を注いでいるのと同じことですので、サイト改善の優先度を上げていきましょう。
分析と改善を繰り返す
ホームページの改善をどのように行っていけばよいのかという点について、ユーザーの行動履歴をもとに改善を行っていくと良いでしょう。問い合わせに至った人、さらには契約に至ったひとが自社ホームページのどのページをどの順番でどれくらい見ているのかを分析し、ユーザー心理に思いを巡らせることができたなら、自ずと改善点が見えてくるはずです。
ユーザーの行動履歴はウェブトラッキングツールやGoogleアナリティクスでも確認することができますので、是非行ってみてください。
今回は結婚式場ホームページによる集客を中心にお話しましたが、フォトウェディングの集客に関しても同様の考え方が当てはまります。
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もう集客に困らない！フォトウェディングホームページ集客術
