コラム

結婚式場の最新Web集客

2022年10月03日
    

前回のコラムでは、カスタマージャーニーマップからみるホームページの重要性についてお伝えをいたしました。

結婚式場とフォトウェディングではリードタイムが違いますが、集客の繁忙期はどちらもおおよそ同じであることがデータから分かっています。

つまり今が一番の集客しどき、ということになります。

前回に引き続き、いかにしてWebで集客を最大化させるか、集客繁忙期が今であることから今回は即効性のある施策に絞って、お伝えしていきたいと思います。

いまだ根強い結婚式場の鉄板集客媒体

結婚式場の王道集客である「結婚したら○○」の雑誌媒体は、いまだ根強い集客力を誇っています。

さらに言うと近年は同媒体のネットからの反響が増えており、ネットに掲載するには雑誌への出稿が必須となっているため、広告費を削減したいからと言って完全に出稿を停止する、というのは決して賢い選択とは言えません。

Webが主流の時代でも集客の基本はいかに面を広く取って、どれだけ多くの人の目に触れさせるかどうか、が重要です。


ここで言う、面というのは一媒体のなかでのボリュームではなく、媒体数のボリュームを指します。

自社のWeb集客を増やすために、オフラインto オンラインの流れをつくる、というのが狙いですので、昔ほど、ページ数が多ければ多いほど良いということではないのかもしれません。

結婚式場ポータルサイトのCPOの見極め

雑誌同様、面を広げるという点ではポータルサイトの活用があります。いずれも結婚式場を探している人だけが見るものですので効果的だと言えます。


ポータルサイト内で反響獲得が完結する媒体もあれば、自社サイトに誘導している媒体もありますが、いずれにしても結婚式場様からよくお聞きするのが「実のところ効果がわからない」です。

重要なのは自社のとっての最適なCPO(成約獲得単価)を定めることです。

会場様によっては広告費をほとんどかけていないから極端にCPOが良かったり(その分集客が足りない)、自社の成約率が低くCPAが良いもののCPOが高騰していたり、自社にとっての適正が定まっていれば、課題を浮き彫りにすることができ判断の正確さが上がります。

月間集客が20組以下の式場様は月によって、CPOが年平均と大きくブレるのでこれまでの実績から月単位で見ていくことも重要です。

結婚式場が繁忙期に行うべきWeb広告

SNS広告やディスプレイ広告(リマーケティングを除く)は認知媒体としての側面が強いため、潜在客へのアプローチが可能ですが、その分、すぐにコンバージョンにつながらない場合が多いです。

また、前回軽くお伝えをしたSEOについても一朝一夕で良くなるものではありません。

リスティング(検索)広告は結婚式場を探しているひとだけにアプローチをすることができますので、必ず行っておきたいWebの施策の一つです。


検索に使ったキーワードに応じて、広告文が表示されるとクリック率は当然上がりやすくなります。

またクリックした飛び先のページも検索キーワードにあったページであることが望ましいですので、広告カスタマイザやランディングページの設定を細かく行っていく必要があります。

リスティング広告自体、人工知能やCookie制限への対応等、時代に合わせて日々進化しています。

日々の業務が忙しく、代理店にまかせっきりで、出稿内容がブラックボックスになっていることがほとんどだと思いますが、定期的に情報を仕入れましょう。

結婚式場の自社Web集客に必要なこと

手間や時間をかけずとも、費用さえかければ即効で人の目に触れさせることのできる集客媒体についてお伝えをしていきましたが、集客繁忙期の集客にとって重要なのは、定期的に最新情報を仕入れることと、反響数、来館率、成約率から逆算して自社の適正CPOを算出し、それもとに各媒体に対して広告費の配分を行っていくことです。

広告媒体のポートフォリオ構築に関してお悩みの式場様は是非ご相談ください。

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