コラム

結婚式場の動画集客術!YouTube広告活用の基礎の基礎!

2021年07月05日
    

近年、動画コンテンツはマーケティングにおいて非常に重要となっています。

動画コンテンツの利用者は年々増えており、今や商品やサービスはYouTubeを始めとした動画系SNSで見つけるという人も増加しています。

ですが、

動画を使ったマーケティングに取り組みたいけど、何から取り組めばいいか分からない…

動画を作成して運用していく余裕がない。

という結婚式場経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな動画コンテンツの中でも特に利用者が多く影響力も大きい上に、

労力的な負担も少なく、さらに少ない費用で運用できる、

YouTube広告の活用方法について、

必ず押さえておくべき基礎の部分をお伝えいたします!

YouTube広告とは

YouTubeの現状

冒頭でもYouTubeは動画コンテンツの中でも特に利用者が多く、影響力も大きいと述べましたが、実際に20代の約70%もの人がYouTubeを利用しており、その利用時間も年々増加しているというデータも発表されています。

さらには、YouTube利用者の実に約90%が、YouTubeから新たなサービスや商品を発見するというデータもGoogleから発表されています。

このように、顧客との最初の接点を作り自社の存在を認知してもらう上で、YouTubeは非常に効果的なツールになってきているのです。

YouTube広告の特徴

通常、YouTube上で自分たちの動画を見てもらうためには、まずは検索された際やオススメ動画の上位に表示させる必要があります。

そのためには動画の内容の質も高く、ある程度長い動画を作成する必要がありますし、定期的に動画を投稿して行く必要があります。

このような活動は結果が出るまでに時間もかかり、労力的なコストも大きいためなかなか本腰を入れて取り組みにくいという結婚式場様も多いのではないでしょうか。

そこでオススメなのがYouTube広告です。

広告の場合は1つ動画を作ってしまえばその動画を長期間広告として使い続けることができますし、ターゲット層を設定するとチャンネル登録者数に関係なく多くの人々に動画を見てもらうことができます。

ただし、YouTube広告から直接予約を得るということは難しいのが現状で、

あくまで認知を目的に置いて、お客様が結婚式場探しを始めた時に指名検索(結婚式場名での検索)を獲得することを目指した、テレビCMのようなな立ち位置の広告媒体として活用していくことが有効です。

YouTube広告の出稿方法

YouTube広告の出稿はGoogle広告のアカウントから行うことができます。

出稿する際には、動画を配信する地域や年齢、興味関心で配信先を指定することができるので、結婚式場のターゲットに絞り込んで配信することができます。

広告費は広告の動画が1回視聴される毎に発生するのですが、出稿する際に広告の形態を下記の7種類から選択することができます。

《スキップ可能インストリーム広告》

動画内で再生される、5秒間の視聴後スキップが可能になる広告

《スキップ不可インストリーム広告》

動画内で再生される、スキップ不可の15秒間の広告

《バンパー広告》

動画内で再生される、最長6秒のスキップ付加広告

《ディスカバリー広告》

オススメ動画欄の中に掲載される広告

《マストヘッド広告》

YouTubeのホーム画面の最上部に掲載される広告

《オーバーレイ広告》

動画の下部に表示される広告

《アウトストリーム広告》

YouTube外のウェブサイトやアプリで配信される広告

これらの種類の広告を、目的に応じて形態を選択する必要があります。

スキップ可能インストリーム広告の仕組み

認知を高めることを目的においたときに、最も費用対効果が高く有効なのが、

スキップ可能インストリーム広告です。

スキップ可能インストリーム広告は、先ほど紹介したように5秒の動画視聴後にスキップが可能になる広告形態のことです。

なぜこの形態が認知度アップに効果的で、費用対効果がいいかというと、

5秒でスキップされた場合には広告費がかからないからです。

厳密には、30秒以上の動画の場合は30秒再生された場合に費用が発生し、30秒未満の動画の場合は最後まで再生された場合に費用が発生します。

そのため、非常に少ない費用で動画を表示させることができます。

YouTube広告活用のポイント

自社の強みを訴求

まず、動画広告の大前提ですが、自式場の魅力が最大限伝わる内容である必要があります。

例えば、強みが結婚式の演出であれば、その会場の雰囲気や新郎新婦の感動の表情など、動画だからこそ伝えることができる魅力を盛り込むなど、結婚式を疑似体験できるような動画が効果的です。

さらには、フォトウェディングにも力を入れている式場であれば、動画内にも写真のスライドショーを入れ込むなど、自式場の強み・伸ばしたいところを把握し、その魅力が最大限伝わるような動画を作成する必要があります。

動画の冒頭に必要な情報を載せる

最も大事なことは、動画の冒頭に必要な情報を載せるということです。

スキップ可能インストリーム広告の場合5秒間は必ず再生されるので、開始5秒で伝えたいことを伝え切り、自式場を覚えてもらうことが重要です。

具体的には、式場名やサービス内容、地域名などを、文字と音声両方で伝えると効果的です。

音声での訴求については、サウンドロゴと呼ばれる耳に残りやすい音楽やフレーズを活用することも有効です。

動画の長さは30秒以上にする

スキップ可能インストリーム広告では、30秒以下の動画の場合は最後まで視聴されると費用が発生してしまいます。

そのため、動画は30秒以上にした方が最後まで視聴されにくく、費用も発生しにくくなります。

ただ、注意点として、あまりにも動画を長くしてしまうと、動画が冗長なイメージを持たれやすく、魅力を伝えきれないままスキップされてしまうということも増えてしまうので、動画内容は端的なものにしましょう。

ここまで、結婚式場のYouTube広告活用法について見てきました。

動画広告を活用していく上では、目的に応じて正しく動画の中身や形式を選択していく必要があります。

具体的にどのような動画内容が良いのかや、

動画に限らず集客を伸ばす方法が知りたい!

という方は、お気軽に船井総研までご相談くださいませ!

▼ご相談はこちらから▼ 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

  

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