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冬の集客繁忙に備えて準備を行っている皆様におかれまして、「施行のクオリティを高めて、お客様を感動させたい」そのような思いで日々お客様に向き合っている式場様も多いことと思います。数字の責任を伴う、経営者やマネージャーが考えるべきことは、それがどれだけの集客に繋がっているかを明確にすることだと思います。ライフサイクルの成長期はただ結婚式を回していれば、集客に困ることはなく、単価もさほど低くなることもなかったでしょう。結婚式に前向きではないカップルも多く、価値観も多様化しています。生き残るためには、ハードに頼らないソフトの商品力=結婚式のクオリティについて、改めて考える必要があります。
結婚式のクオリティが集客に与えること
結婚式のクオリティを示す一つの指標が、口コミです。何か物を購入したり、お店の予約をする際に口コミを確認することが当たり前の時代です。ネット上ではGoogleの口コミをはじめ、口コミに特化したポータルサイトの重要度が増しており、実際に某雑誌媒体は一切使用せずに、口コミサイトとリスティング広告のみで集客を行っており、半年先の土日施行が全て埋まっている、という式場様もいらっしゃいます。
逆に自式場に良くない口コミが入ると集客に良くない影響を与えることはもちろん、スタッフの士気にも関わります。結果的に自信が損なわれ、お客様に自信をもってご案内ができず、成約率にも良くない影響を与えることがあります。経営者は改めてそのことを認識するべきでしょう。
ネット上に出ている口コミだけが重要なのではありません。1チャペル1バンケットで330件行っている会場で、そのうち、友人知人からの紹介と過去参列者が60%を占める式場様もいらっしゃいます。「誰かに伝えたい結婚式を追及していく」ことは課題解決の糸口になるはずです。
結婚式のクオリティを上げるために行うこと
ここまで、施行クオリティが集客に対していかに良い影響を与えるのかをお伝えしました。まず行うべきは、お客様のニーズやトレンドをつかみ、他社にない自式場の強みをどのように生かすのかを考えて、明文化するとともに、アウトプットとして何をするのかを決めることが必要です。「以前に行ったことがあるからOK」とするのではなく、定期的に見直すことがポイントです。変化の激しい今の時代に結婚式だけがこれまで通りで良いはずがありません。
関わるべき人は、投資判断ができる経営者と、結婚式を作ることが大好きで、自式場を愛してやまない、情熱のあるスタッフです。そしてお客様を理解するためには、積極的に経営者が現場に出てお客様と接する機会を作りましょう。新規接客を行うのもおすすめです。ブランドが確立している式場様はこれらを行っています。
ぜひ実践してみてください。