コラム

2023 年のブライダル業界の動向・市場について

2023年02月10日
    
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いつもブライダル経営.com メルマガをお読みいただき、ありがとうございます。
2023 年も引き続き、「ブライダル経営.com」をよろしくお願いいたします。

ブライダル経営.com は 2023 年からも、結婚式場やフォトウェディングスタジオなど、ブライダルに関わる企業の経営について、業界の皆様にとって有益な情報をご提供できるように努めていきたいと思います

■ブライダル業界の時流変化

2023 年からのブライダル業界の時流や市場規模についてですが、コロナ規制の緩和や旅行支援の開始など、消費者の意識に変化が起きたことにより、婚礼集客が戻り始めていることが大きなトピックです。

ブライダル企業の経営において、大局的な時流の変化の方向性はコロナ前から引き続いている部分も多く、
1.なし婚層の増加
2.婚礼の少人数化

この 2 つについて、対応していく必要があります。

特に、婚礼の戻りが発生し始めたことで、コロナ禍で注目されていたフォトウェディングの問い合わせが減少傾向を見せつつあります。とは言え、なし婚層の増加やコロナを経た消費者の意識の変化によって、フォトウェディングに対する一定のニーズは今後も続くと見込まれます。また、少人数での会食や家族婚など、消費者の求めるウェディング関連イベントはさらに多様化していくでしょう。

■これからのブライダル企業が持つべき視点

前述した通り、「なし婚層の増加」「婚礼の少人数化」への対応が必要になりますが、単価が下がるのではないか・ブランドイメージに影響があるのではないか等、懸念される式場も多くいらっしゃいます。そこで、各業態ごとに専門ブランドを展開するなど、既存事業とは別の角度で新規集客を行うことが重要になっていきます。そういう意味では、消費者の意識や時流、トレンド変化に対応できなければ、中長期の安定経営は難しいでしょう。

こうした環境の中で、2023 年もブライダル業界においては、多くの式場の廃業・撤退が相次ぐでしょうし、M&A により、業界内の合従連衡が進んでいくことは間違いありません。

今後は消費者のニーズはより多様化し、時流に合わせた業態変化・業態付加と、収益構造についての改革・改善をどの程度できるかが問われるようになります。

皆様の経営においても、上記の視点を持っていただければと思います。

2023 年のブライダル業界時流予測をまとめた無料ダウンロードレポートも公開させていただいております。

是非ご活用ください。

  

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